Vol.2 藤江健司さん 9
藤江さんをゲストに迎えての9回シリーズ、いよいよ最終回です。
藤江:そうやってゴールが見えない中で「ヤングジャンプ」で撮り続けていったことに対して手応えというか、確信が芽生えてえ来たのはいつ頃ですか。
細野:それは「Meets a Girl―細野晋司の世界―」(2009年にヤンジャン創刊30周年を記念して青山スパイラルホールでの写真展。「ヤングジャンプ」で細野が撮影した膨大な写真の中からセレクトされたものを展示した)をやった時です。
前田:あの写真展はよかったですね。細野さんの写真ってまだ無名の女の子たちが自分を確立していく過程じゃないですか。
のちにビッグネームになった女の子たちの写真も多かったのに、そんなことが気にならない。なんか普遍的な、女の子たち自分らしさを見つけた瞬間の記録という感じがしました。
藤江:僕もあの写真展のために、写真をセレクトしながら自分たちがやってきた事を再確認出来ましたね。
細野:そうなんだよね。自分はカメラマンとして、主観的にずっととらえてきたものを、一度形にして、客観的に見れた。そこで気づいた事がその後の自分にとっては大きかった。
前田:何に気づいたのか?それは次回のお楽しみにしましょうか。
(終わります)